

| ピストンリング とは、 |
・ピストンリング=pistonring ・内燃機関でシリンダーとピストンのスキマから ガスがもれるのを防ぐ ・ピストン上部のリング溝に組み込まれている(Cの形した物) ・自動車用では2〜3本 使用されている(写真は3本) ・ピストンリングはピストンの外径より若干大きい ・熱膨張を考えシリンダーに組み込んだ時、合口にスキマがある ・張力によってシリンダーに密着している ・使用目的により材質 形状 薄さなどいろいろな面で違いがある ![]() ![]() (RB26用)ピストン ピストンリング コンロッド |
| ピストンリング の仕事、 |
・ピストンの熱をシリンダーに逃がす(放熱)
・シリンダーに油膜をつくりピストンの滑りをよくする(潤滑) ・シリンダー壁についた余分なオイルをかき落とす ・オイル上りを防ぐ(オイルが燃焼室に入るのを防ぐ) ・混合気を圧縮、又は爆発した時のガス漏れを防ぐ(気密) ・ピストンのくび振りを防ぐ |
| ピストンリング の種類、 |
コンプレッションリング1 (TOPリング)
ガスがクランクケースへ漏れるのを防ぐ ピストンの熱をシリンダーへ逃がす コンプレッションリング2 (2ndリング) TOPリングの仕事 + オイルを掻き落とす オイルリング (3rdリング) シリンダーに油膜を作るオイルを掻き落とす ![]() |
| ピストンリング の合い口形状、 |
1. スケアー (直角合い口) 2. ステップ (断合い口) 3. アングル (斜め合い) 4. カギ 5. 特殊合い口 etc オイル、ガスをシールする力と 合口部の強度はほぼ反比例すると考えられます |
| ピストンリング の断面形状、 |
1. プレーン型 2. テ−パフェース型 3. アンダーカット型 4. インナべベル型 5. インナカット型 6. バレルフェース型 7. キーストン型 8. カッタオイル型 9. べベルカッタ型 10. ドリルドオイル etc 剛性のあるもの 高負荷に耐えるもの 油掻きに優れるもの 初期馴染みが良いもの 使用目的 役割によって 使い分けます |
| ピストンリング に起こる現象、 |
折損 フラッタリング ピストンがピストンピンと直角方向に首を振る バタツク スカッフィング 潤滑がうまく行かずに引っかき傷をつくる スティック スラッジ カーボンがたまり リングが動かなくなる 異常磨耗 etc |
| ピストンリング を組み込む |
・ピストンリング エキスパンダーを使用する(一番手堅い) ・片側をリング溝に入れもう片方を広げながら回し入れる ・合口の反対側をリング溝に入れ合口側を入れる ・合口を120°ずらして組み込むようにする (リング溝で回転しているのでオマジナイ程度かも?) 注、 上下を間違えないように(刻印が上) 組み込む時はピストンにキズをつけないよう ピストンリング破損に注意 無理は禁物 |
| ピストンリング 交換 |
ピストンリングを交換するとパワーアップしますか?とよく聞かれます。 答えは、新車の状態に近づくだけで、それ以上にパワーアップすることはないです。 磨耗したピストンリングを使っていると、パワーロス、オイル上がり、 破損などにつながります。早めに交換しましょう。 オイル交換をこまめに、暖気運転をして、いたわって乗りましょう。 |