雑記帳

作品展より


 今日は土曜アートセラピークラスの日。太極図からイメージされるものの絵を描く。太極図は反対の極を持つ二つの世界が、互いに補いながら、二つで一つの世界を作っている。イメージを浮かべながら、自分の中で対極するものを探し、調和を保つ方法をみんなで話し合った。


 今日のブナンも魚釣りごっこ。今日はななちゃんのタコが印象的だった。すごい迫力で口から墨が立体的に飛び出していた。

 アトリエの金クラスは今日は、空き容器にホットボンドで飾りをつけた。なんかクモの巣がからまった感じのすごいのが出来る。


 今日はみんな作りたいものがしっかりあったので、それぞれ好きなものを制作する。ちかちゃん、まなちゃん、いおりちゃんは絵画。こうし君、ともちゃんは粘土。あおいちゃん、りょう君は飛び出すカード作り。ゆうすけ君はコラージュ。じゅんちゃんは箱を使った工作。それぞれ別々なものを熱中して作っていると、たまたま通りがかりの金クラスのあきひろ君がのぞきに来て「わあ、このクラスは真面目だなぁ。」と感心していた。

 水クラスはドロドロぐちゃぐちゃが大好きな、作ることよりも素材と戯れるのを楽しんでいる子が多く、木クラスは熱中制作型が多い。そして金クラスは気まぐれな天才型ばかり。それぞれのクラスに特徴があり全く退屈しないのだ。


 今日は母の日が近いので、プレゼント作りをする。飛び出すカードを作ったり、粘土でケーキ作りをした。でも、こう君はみんながカードを作っているのを見ながら、「違うよ、今日は地図を描くんだよ。」と言う。そうだった!!こう君と「今度地図を描こうね。」と約束していたのだ。
 それは写生会の日のこと、バスの中ですれ違う車のナンバーを見ながら、「あっ!愛媛ナンバーだ。すごいな、四国から来たのか。」「今度は静岡ナンバーだ。」などと言ってるこう君にビックリして「すごいね、こう君よく知ってるね。」と感心すると「そうだよ、オレ、地図なら全部頭に入ってる。」と言うのだ。そこで何気なく「じゃあ、今度地図の絵を描いてみてよ。」と言った私の一言を覚えていてくれたのだ。先週は連休中で教室はお休み、その前の週はこう君はお休みだったので、彼にすれば今日が写生会後、初の教室だったのだ。

 いつもは絵を描かせるのが一苦労のこう君が、自分から地図を描くと言いだし、一生懸命北海道の地図の絵を描いた。・・・なんか感動的。


 今日から新設火曜クラスがスタートした。ブナンからゆみちゃん、めぐちゃん、さやかちゃんが入会。他はゆみちゃんのお姉ちゃんのみきちゃん。木クラスのちかちゃんの弟のこうへい君、同じく木クラスのまなちゃんの紹介でりゅうし君、一般クラスの木村さんのお孫さんのしおりちゃん、うちの末っ子のしょうが火曜クラスのメンバーとなる。
 みきちゃんは4年生、するとさやかちゃんが「4年生になっても、入れるの?」と聞くので「入れるよ、中学生だって、大人だって入れるんだよ。」と答えると「中学生になって、こんな楽しいことしてたら、子供になっちゃうよ。」と言うので笑ってしまった。確かに、子供の心を失ったら、楽しいことも感じられないかも。ここは大人になっても子供の心も持ち続けていくための教室なんだよ。


 今日のブナンは魚釣りごっこをする。今日は、クレヨンやハサミの使い方を、遊びながら覚えていってもらうことが、目的だったので、あらかじめ魚のシルエットを描いておいた画用紙に、それぞれ好きなように模様を描いてもらった。それをハサミで切り取り、丸いシールを目に貼ってもらう。そしてゼムクリップを口につけて魚は完成。釣竿の方は新聞紙を棒状に丸め、タコ糸の先に小さなマグネットを付けたものを、取り付ける。折り紙などを貼り、それぞれかわいい釣竿が出来た。

 まりなちゃんは、私が見本に作っておいた魚のお嫁さんを作ってくれた。「結婚式はどこでするの?」とまりなちゃん。すかさずしりゅう君が結婚式場の絵を描いてくれた。「私はケーキを描くね。」とりさちゃん。ハネムーンに向かう車の絵を描いてくれたのはまなぶ君。みんなの協力のもとに、他の子の魚も集まって厳かに結婚式がとりおこなわれていると、そこに釣竿を持ったまさのり君たちがやって来て、参列している魚を釣り始める。「あー!お客さんたちが釣られちゃう!」とまりなちゃん。
 そこから発展して今度は泥棒ごっこが始まった。お魚さんたちの家に、ゼムクリップを付けたお金や宝石の絵を置いておくと、それを泥棒が釣竿でこっそり盗むというもの。あ〜、楽しかった。


 ブナンの月クラスの1回目だった。前年度より人数は少ないが、男の子が多く、にぎやかなクラスになりそう。前年度が女の子が多く、落ち着いた雰囲気だったので、今年度の展開が楽しみ。

 今日もみんな元気いっぱい、新聞紙合戦に盛り上がる。細かくちぎった新聞紙を思いっきり放り投げたり、新聞紙の海で泳いだり、新聞紙の中に潜り込んだりと、とても楽しかった。

 終了後、片付けを手伝ってくれたしりゅう君、ありがとうね。


 今日から、今年度のブナンが始まる。いままで、月、火だったのが、今年度から月、金になった。
今月は作品を仕上げることより、楽しく遊びながらいろいろな材料に親しんでもらうことを中心にカリキュラムを組む。そして、今日は新聞紙遊び。前半は新聞紙でお面や、帽子、ボールなどを作って遊び、後半は新聞紙をびりびりに破いて、紙吹雪をたくさんつくり、みんなで新聞紙合戦をする。そして最後はその紙吹雪をゴミ袋に詰め込み、大きなボールにして、みんなでボール遊びを楽しんだ。

 その後は、アトリエの金クラス。昨日の子の壁掛けに影響され、壁掛けを作る子が多かったが、こちらは、みんな自分の名前を入れドアプレートにしていた。しげちゃんは粘土でSigekiと書き、その上に何故か粘土で作ったタコを貼り付けた。このタコは「偉大なる人」なんだそうで、大きな貝殻で御大層な飾りを付けていた。「ちょっと、貝殻が大きすぎるんじゃない?」と言うと、「これは偉大なる人だから、この貝じゃないとダメなんだ。」ということである。


 今日は粘土で、鯉のぼりの壁掛けを作る。と言っても、例によって、鯉のぼりはいやだと、猫の壁掛けやデジモンの壁掛けを作る子もいた。じゅんちゃんは、壁掛けには見向きもせず、木の棒で、いかだ作りを続けていた。小さいけれど、布で帆までつけた本格的ないかだだった。


 今日は一番にやってきたたける君が、鯉のぼりを作りたいと言うので、ポリ袋を使って、みんなで大きな鯉のぼりを作ることになった。ポリ袋の底を切って筒状にしたものを、セロテープで長くつなげ、マジックで模様を描く。口に針金を輪にしたものを取り付け、竹竿につけると、なかなか立派な鯉のぼりになった。

 一方、鯉のぼりは作らず、先週から流行りだした割り箸鉄砲を、夢中になって作っていたしゅんたろう君。カラーテープで飾り付け、自分で改造して、私には仕組みがさっぱり解らないような拳銃型のかっこいいのを作り上げる。


 今日はブナンの体験教室だった。体験教室というからには、造形教室の未経験者に体験してもらうためのものだが、去年の造形教室のメンバーも、今年度の教室がスタートするのが、待ちきれないということで、5、6人参加していた。他は初めての子が20人以上。見学のお母さん方が、教室の回りには、ずらっと並んで、ちょっと緊張。
 今日は、粘土でバッチづくりをするが、なにしろ、なにからなにまで初めての子供達、粘土をぺったんこに潰して、型抜きで抜かせるのも大仕事。そんな中で、去年のメンバーは、すいすいと手際よく作っていき、他の子を引っ張っていってくれた。去年は年少だったしんちゃんやしりゅう君までが、一人でどんどん素敵なバッチを作り、なんとも頼もしかった。1年間で、よくぞここまで頼りがいのある男に成長したもんだ。


 先週の16日に予定していた写生会が、天候のせいで、今日に延期になった。それだけに、今日の天気は心配だったが、風は強いが、まずまずの天気に恵まれた。乗合バスを借り切って、道満グリーンパークへと向かう。午前中は、土手で野の草花を観察しながらの写生。タンポポを描く子、ペンペン草を描く子、天道虫を描く子と様々。でも、あちらこちらから、バーベキューの良い匂いがしてくると、みんなのお腹も、グーグー。お腹が空いたコールが激しく、11時半にはお昼になってしまった。

 午後からは、自由時間。芝すべりをしたり、自分たちで作った凧上げをしたり(これがまた、見事に上がった)、ノビルを摘んだり、シャボン玉をしたりと楽しく遊んだ。いろいろ作る材料も持って行ったので、その場で、紙皿でフリスビーを作って遊ぶ子や、長細いビニール袋で、かわいい鯉のぼりを作る子もいた。付き添いに同行してくださったお母様方ありがとうございました。


 今日は厚紙に好きなものを描いて、切り取ったものを弾にして割り箸鉄砲で飛ばして遊ぶのが、流行ったが、ウンチやらチ○コやら、おかしな弾が、アトリエ中を飛び回っていた。特に、斉藤くんは何故かチ○コ弾以外はうまく飛ばせず、「だめだ!俺が、唯一扱えるのはこいつだけだ。」と真顔で言うのでみんなで大爆笑。

 また、私が本を見ながら(それもやっとこ)作った見本の飛行機を見て、「先生だめだよ、本をまるっきりまねしたやつじゃ、もっと自分で工夫しなくちゃ。」とあきひろ君。「僕は学校では、絵の王者と呼ばれているんだ。」と得意げだったわりに、最後は人の作ったものを真似をしていたのが微笑ましい。

 一方、天才どいっちは、段ボールを使い、全くオリジナルの立体的な拳銃を作っていた。他の子が作っている割り箸鉄砲もどきを見ながら「絶対に、僕の拳銃の方がよく飛ぶよ。」と自信満々。確かに出来上がると、見た目もリアルで素晴らしい。「今から飛ばすから、写真に撮ってよ。」のリクエストに答えて、たまみ先生がカメラを構える。ところが、いざ撃ってみると、弾はポトッとどいっちの足下に・・・。こちらもみんなで大爆笑。


 作品展も終わって、久々の自由制作。写生会の時遊べるような、飛行機や凧の材料を揃えてはおいたが、子供達も、それぞれに自分たちの作りたいものを持っているようだ。男の子達は、飛行機づくりに熱中していたが、女の子たちは、それぞれが、自分たちで、作りたいものを作っていた。いおりちゃんは、来るなり、「絵を描きたい!」と、お得意のマーカー画を描き始める。続いて、やってきたちかちゃんも、当たり前のように、画用紙を引っぱり出して、絵を描き始める。まなちゃんは、一年以上も前から、他の制作の合間に、こつこつと作っているトランプ作りの続き。あおいちゃんも、画用紙を出して、大好きな猫の絵を描きだした。仕上げにセロハンを貼って、かわいらしい作品になる。自主的に作りたいものをどんどん作るたくましい子供達の姿に、あらためて感動。


 作品展後初めての教室。今日は23日の写生会の時、遊べるような飛行機や、凧づくりをすることにする。飛行機は、それぞれ趣向を凝らしたかわいいデザインのものが出来たが、凧づくりの方は、いつの間にやら、用意したカラービニール袋で洋服づくりが、始まってしまった。帽子やら、マスクまでつくって、どれも、なかなかお洒落。スタイリストはみなみちゃん。みんなに的確なアドバイスをしていた。
 ゆうちゃんは、衣装が出来たら得意のセーラームーンの歌を披露するとはりきっていたが、いざ完成すると、「もう4年生になったし、やっぱり歌はやめておく。」と言う。ゆうちゃん、4年生になって、大人になってしまったのね。淋しいよ。でも、しっかり衣装を着たまま帰るところは、さすが、ゆうちゃん。写生会にも着て来るんだゾー!


 作品展の片づけもどうにか終わり、やっと落ちつきました。
今まで更新出来なかったので、今日は作品展の様子をご報告します。

 まず、搬入の日、夫、たまちゃん、尾形さん、木村さん、小川さん、岡田さんの六台の車で、荷物を運ぶ。大型のバンが多く、思ったよりも荷物が積めて助かった。リリアに着くと、会場にも、彩乃ちゃん、増田さん、伊大知さん、土肥さんが待っていた。午後からは、小山田さん、大河さん、平田さん、松本さん、檀さん、伊藤さん、松永さんもお手伝いに来てくれる。つい、ズラズラと名前を書き連ねてしまったが、有り難くて、とても、省略なんてできない。本当にありがとうございました。春休みだったので、子供達も大勢協力してくれた。特に、アートセラピーコーナーの展示をほとんど自分たちだけで行った、アートセラピークラスのみんなご苦労様。
 展示中に、お花見に来て酔っぱらったと思われるおじさんが紛れこみ、「すばらしい!こういう作品が僕は見たかったんだ!」とやたらと感動してくれる。

 さて、作品展一日目は、少し早めにギャラリーに着くと、ガムテープで貼った作品が、結構な数、ズレ落ちている。しばらくしてやってきた、伊藤さん、木村さんが、貼り直してくれる。助かった!午前中から、人の入りは上々。子供達の作品のポストカードの売れ行きも良い。自分のポストカードが売れるのは、うれしいらしく、受付の子供達が、声を張り上げ「いらっしゃい!いっらしゃい!安いよ!安いよ!」と呼び込むのが、八百屋さんみたいで、ちょっと恥ずかしい。
 アートセラピークラスの人形劇も、午前中に第一回目の公演が行われるが、土曜日も学校のある子がいて、キャストが足りず、急きょ、なおが魔女役に借り出されたり、音響もないまま行われる。でも、まあ一回目だからこんなもんかな?
 学校の先生、よその造形教室の先生が、何人も来てくださった。

 二日目もにぎやかにスタート。小学生以上の子に交代で受付をお願いしていたが、担当時間以外もみんなしょっちゅう顔を出す。リリアに住み着いてしまったのでは?と思われる位、いつ見てもいる子が何人もいた。
 面白かったのは、佐藤くん。たまちゃんとお昼の買い出しにパン屋さんに行ってもらったのだが、佐藤くんはわざと、私用に変わったパンを買ってはしゃいでいたとか。そして自分用にはおいしそうなパンをたくさん買って「よーし!たくさん食べるぞ!」とはりきっていたそうな。ところが、ギャラリーに戻ると、そこには、佐藤君の担任の先生の姿が。遠くから見かけただけで、姿勢が良くなってしまった佐藤くん。「食べないの?」とたまちゃんが聞くと「なんだか、急に食欲が・・・」と佐藤くん。
 先生と言えば、ちかちゃんたちの通う、上青木南小の教頭先生が去年に引き続き、見に来てくださった。そして、「こういう活動はとても大切なことです。ぜひがんばって続けてください。」と今年も大激励をくださった。励みになります。
そして、搬出もみなさんの御協力のもとにつつがなく終わった。

 最後に一言。いろんな人が見に来てくれて、いろんな作品に感動してくれた。太田くんのペンギンが去年よりさらにグレードアップしたと感心する人、いおりちゃんの絵手紙が好きだと言う人、くみちゃんの釘打ちのパワーに惹かれる人、あきひろくんの絵のセンスが良いと言う人、まだまだたくさんのそんな声を聞いた。たくさんの個性があって、そして、そのそれぞれの個性にそれぞれ惹かれる人がいる。なんかすごいことだよね。


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